生まれつきの心疾患で障害基礎年金2級、年額78万円受給できた事例
年代: 20代
住所:兵庫県
傷病名: 肺動脈閉鎖、心房中隔欠損
決定した年金と等級: 障害基礎年金2級
受給額:約78万円
相談内容
当事務所のHPをご覧になり、請求者のお母さまからお電話でお問い合わせいただきました。生まれつきの心臓の疾患とのことで、ちょうど20歳のお誕生日の頃のご相談で、すでに診断書は依頼済とのことでした。
ご本人様は幼稚園の頃から中学校までお母さんが送り迎えをされており、幼稚園では一人の先生がつきっきりで対応して下さり、小学校、中学校は病弱児学級が設立され、車椅子、階段はリフトを使用しておられました。高校は特別支援学校の在宅で週3日、2時間の授業でした。現在も訪問看護ステーションよりリハビリのため、週3回訪問看護を受けておられるような状態とのこと。
相談から請求までのサポート
おうちでの生活は、お風呂や洗面、食事、トイレに至るまで、一日中お母さまが全面的にサポートされていましたので、その状況を「病歴・就労状況等申立書」に時系列に整理して作成し、それとは別にサポートの状況をお母さまからの申立書として作成しました。
診断書が仕上がってきましたので、内容をチェックしました。一般状態区分について、ウの「歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが日中の50%以上は起居しているもの」となっていましたので、エの「身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの」にあたるとして訂正を依頼し、訂正していただきました。
結果
障害基礎年金2級が無事認められました。
国民年金の保険料の納付について一般免除の申請についてもサポート、年金証書が送付されてからは法定免除の届け出もサポートしました。